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フーチバー(よもぎ)


 一般名:よもぎ
 学 名:Artemisia princeps Pamp.
 科 名:キク科
 収穫期:年中


フーチバーとは

 フーチバーとは、よもぎのことです。沖縄のフーチバーは、日本本土のよもぎとは違い苦みの柔らかなにしよもぎという種類です。

フーチバーの利用方法

よもぎ,フーチバー 独特のさわやかな香りがあり、沖縄では古くから細かく刻んでジューシー(炊き込みご飯)に入れたり、肉汁や魚汁の臭み消しとして食されてきました。沖縄そばにもよく合うので、薬味として利用されています。そば出汁でしんなりとなったよもぎはとても美味しいです。
 沖縄では、夏の高温のため、昔は米が胴割れなどで、ボロボロのお米だったそうで、よもぎをいれて、餅つきをして、フーチバームーチー(よもぎ餅)にして食べたそうです。それからモチグサとも呼ばれたそうです。

よもぎの薬膳

よもぎ,フーチバー  よもぎは各種ビタミンやカリウム、鉄分が豊富に含まれ、沖縄では解熱、神経痛、リウマチ、胃腸病、高血圧、頭痛、咳、喘息、打ち身、貧血、冷え性などに効く万能の薬草として重宝されています。
 アーユルヴェーダー(インドの伝承医学)では神経の鎮静や婦人科の疾患に、また、漢方でも消炎・止血・利尿・解熱・便秘・慢性肝炎・高血圧などに用いるそうです。


よもぎで健康生活

「図解 よもぎ健康法―衣食住から症状別の利用法まで」大城 築 著 農文協
あとがきより引用
 21世紀はよもぎに秘められた力、よもぎの自然な薬効がますます注目され、暮らしの中に幅広く活用される時代であると思います。本文でも述べましたが、素晴らしいよもぎの力は、古代の人々の生活においても食用として、また医療用の薬草として利用され、よもぎは多くの人々に愛されてきました。
 そうした習慣の名残として、よもぎは、昔から、草もちにしたり、5月5日の端午の節供には菖蒲といっしょに束ねて風呂に入れて未病息災を願ったりするのに利用されています。大人だけでなく子どもにも生活習慣病が増加している今日、自らの養生が治療の基本となるのではないでしょうか。体が本来もっている自然治癒力を旺盛にして体質を改善することで根本から病いを治し、病気になりにくい体をつくることが、本当の療法であると思います。




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カテゴリ :キク科
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