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ハンダマ(水前寺菜、金時草)


 一般名:水前寺菜(スイゼンジナ)
 学 名:Gynura bicolor DC
 科 名:キク科
 収穫期:通年(夏期は少)


ハンダマとは

ハンダマ,水前寺菜  ハンダマは中国からモロッカ諸島原産のキク科の多年生葉野菜です。中国では三七草、台湾では紅鳳菜と呼ばれています。
 沖縄には古くに伝わっておりハンダマと呼ばれてよく食べられています。葉裏が紫になる紫系品種がよく栽培されていますが、緑色の品種もあります。
 ハンダマは家庭菜園でも良く栽培されており、通年で収穫出来る手軽な薬膳野菜として利用されています。1~3月に開花が見られます。

ハンダマの利用方法

ハンダマ,水前寺菜  ハンダマは加熱するとヌメリが出るのが特長です。
 ハンダマは主にお浸しや天ぷら、サラダなどで食べられています。
 また、味噌汁の具や、胡麻油で炒めると美味しいです。

ハンダマの薬膳

ハンダマ,水前寺菜  ハンダマの紫色はポリフェノールの色素アントシアンで、また鉄分も多く含まれています。沖縄では古くから血の薬、不老長寿の薬といわれ、増血、止血、貧血に効果があるとされています。
 また、目の病気や胸焼けにもよいといいます。


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カテゴリ :キク科

ンジャナ(苦菜、ホソバワダン)


 一般名:苦菜ホソバワダン
 学 名:Crepidiastrum lanceolatum Naka
 科 名:キク科
 収穫期:年中


ンジャナ(苦菜)とは

 沖縄ではンジャナと呼ばれ、海岸沿いの岩場や砂地に自生するキク科の植物で、沖縄では健康野菜として食べています。一般名はホソバワダンといい、通称、その味から苦菜(ニガナ)と呼ばれています。

ンジャナの利用方法

ンジャナ,ニガナ,ホソバワダン  調理法は汁物やかき揚げの他、生の葉を細かく千切りにし、豆腐とピーナッツバターで白和えにするのが一般的です。ニガナの苦みが緩和されおいしさが増します。
 また、その苦みは魚汁や山羊汁といった汁物にもよく合います。

ンジャナの薬膳

ンジャナ,ニガナ,ホソバワダン  ビタミンCやカロテン、カルシウムが豊富で、風邪の諸症状や胃腸にもいいとされ、古くから薬草としても利用されてきました。ニガナというように苦みが特長です。ただゴーヤーの苦みとは少し違い、ほろ苦いといった表現が合うと思います。



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カテゴリ :キク科

フーチバー(よもぎ)


 一般名:よもぎ
 学 名:Artemisia princeps Pamp.
 科 名:キク科
 収穫期:年中


フーチバーとは

 フーチバーとは、よもぎのことです。沖縄のフーチバーは、日本本土のよもぎとは違い苦みの柔らかなにしよもぎという種類です。

フーチバーの利用方法

よもぎ,フーチバー 独特のさわやかな香りがあり、沖縄では古くから細かく刻んでジューシー(炊き込みご飯)に入れたり、肉汁や魚汁の臭み消しとして食されてきました。沖縄そばにもよく合うので、薬味として利用されています。そば出汁でしんなりとなったよもぎはとても美味しいです。
 沖縄では、夏の高温のため、昔は米が胴割れなどで、ボロボロのお米だったそうで、よもぎをいれて、餅つきをして、フーチバームーチー(よもぎ餅)にして食べたそうです。それからモチグサとも呼ばれたそうです。

よもぎの薬膳

よもぎ,フーチバー  よもぎは各種ビタミンやカリウム、鉄分が豊富に含まれ、沖縄では解熱、神経痛、リウマチ、胃腸病、高血圧、頭痛、咳、喘息、打ち身、貧血、冷え性などに効く万能の薬草として重宝されています。
 アーユルヴェーダー(インドの伝承医学)では神経の鎮静や婦人科の疾患に、また、漢方でも消炎・止血・利尿・解熱・便秘・慢性肝炎・高血圧などに用いるそうです。


よもぎで健康生活

「図解 よもぎ健康法―衣食住から症状別の利用法まで」大城 築 著 農文協
あとがきより引用
 21世紀はよもぎに秘められた力、よもぎの自然な薬効がますます注目され、暮らしの中に幅広く活用される時代であると思います。本文でも述べましたが、素晴らしいよもぎの力は、古代の人々の生活においても食用として、また医療用の薬草として利用され、よもぎは多くの人々に愛されてきました。
 そうした習慣の名残として、よもぎは、昔から、草もちにしたり、5月5日の端午の節供には菖蒲といっしょに束ねて風呂に入れて未病息災を願ったりするのに利用されています。大人だけでなく子どもにも生活習慣病が増加している今日、自らの養生が治療の基本となるのではないでしょうか。体が本来もっている自然治癒力を旺盛にして体質を改善することで根本から病いを治し、病気になりにくい体をつくることが、本当の療法であると思います。




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カテゴリ :キク科
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